新入学生の皆様へ 祝辞
祝 辞
桜花爛漫のこのよき日に、新入学生の皆さん、保護者の皆さん、名城大学へのご入学、
誠におめでとうございます。
私は、名城大学校友会会長を務めております山田弥一でございます。
名城大学並びに名城大学大学院に難関を突破してのご入学、心からお祝い申し上げます。
名城大学では、令和元年には吉野彰先生がノーベル化学賞を受賞し、平成26年には赤崎勇終身教授がノーベル物理学賞を受賞しました。私立大学で2度のノーベル賞受賞は名城大学が初めてです。ノーベル賞発表のとき、「名城 ユニバーシティ」という言葉が世界に流れました。名城大学はノーベル賞受賞大学として有名大学になったのです。
皆さんは、そのノーベル賞受賞大学であります名城大学でこれから学ぶことになります。名城大学は小原章裕学長をはじめ、それぞれの分野で立派な研究結果を発表している素晴らしい先生が沢山お見えです。その先生方の下で、納得がいくまで学問を探求していただきたいと思います。
また、クラブ活動にも汗を流していただきたいと思います。「文武両道」をめざしていただきたい。また、在学中、皆さんの夢を追いかけていただきたいと思います。そして有意義な学生生活を送ってください。
私は、在学中はヨット部の主将としてヨット活動に熱中しました。太陽が輝く、伊勢湾
で汗を流し、練習に励みました。優勝するには何が必要か、を考えてきました。その結果、中部学生ヨット選手権大会で優勝することができました。
「努力は裏切らない」ということを経験しました。卒業後は国際大会、世界選手権大会、全日本大会にも出場してきました。
名城大学校友会を説明します。校友会とは、卒業生の会です。現在、会員は20万5千人を超えました。これは中部地区で最大の会員を有する組織です。会員は全国で活躍をしております。名城大学校友会は、会員相互の親睦、融和を図り名城大学の発展に寄与することを目的としております。皆さんは校友会の準会員であります。
組織を説明します。校友会本部事務局は、天白キャンパスの大学正門西側にある校友会館3階にあります。支部として、北は北海道支部から南は沖縄県支部。海外は台湾支部があり、計37支部があります。また、愛知県内に6つの卒業生の会があります。さらに8つの学部同窓会があります。そして、それぞれが活動をしております。
校友会の活動を説明します。校友会は「学生第一主義」をモットーにして、在学生の皆さんにいろいろな援助支援活動をしております。
主な活動としては、
〇 100円朝食の支援
〇 無料ランチの実施
〇 給付型奨学金として毎年35人の在学生に20万円を交付
〇 クラブ活動に対しては全国大会に出場するクラブ・個人に援助・支援
〇 新入学生には、入学記念として、交通系電子マネーのオリジナル「名城マナカ」 を全員に贈呈
〇 卒業生全員に、卒業記念として、男子学生にはオリジナル「名城ネクタイ」女子学生には今治のオリジナル「名城ハンカチ」を贈呈
このように、校友会は、在学生皆様方の援助支援をおこなっております。
また、昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で経済的に困っている在学生を援助・支援するため7月27日、校友会から3千万円を名城大学へ寄付を致しました。この寄付金を基にして、名城大学は在学生を支援する「名城大学校友会緊急修学援助奨学生制度」を設立し、奨学金を給付いたしました。
名城大学に日本一のクラブがあることを知っていますか。それは、女子駅伝部です。昨年、女子駅伝部が、10月27日に杜の都、仙台で開催された全日本大学女子駅伝大会において、4連覇を飾りました。続いて、12月30日に開催された富士山女子駅伝において3連覇を飾りました。仙台と富士山と3年連続の二冠達成です。このことは大変素晴らしく、喜ばしいことであります。名城大学の名誉を背負って戦いながら日本一、優勝の栄光に輝くクラブがあるのです。
皆さんは校友会の準会員です。ぜひ、校友会活動にもご参加を御願い致します。
20万5千人の卒業生が皆さんを応援しています。卒業生との絆を大切にしてください。
卒業生は、皆さんの力、財産になることと思います。
最後になりましたが、人生100年時代がやってきましたが、現在、新型コロナウイルスの感染が国内外で拡大しております。コロナウイルスに感染しないように留意をしてください。
そして、皆さんが健康で、楽しく充実した学生生活を送られることと、ご多幸を祈念いたしまして、私の入学の祝辞とさせていただきます。
本日はおめでとうございます。
令和3年4月5日
名城大学校友会会長 山田 弥一
カテゴリ:校友会からのお知らせ|更新日:2021年04月05日